トイレトレーニングとは?
オムツで排泄していたお子さんが、トイレで「おしっこ」や「うんち」ができるようになるように練習することです。
そして、トイレで排泄できるということは、オムツからパンツに変わるということです!すごい!
ついこの間生まれたと思ったら、そんな大人みたいな…!
私は、このときを待ち望んでいたのですが、トイレトレーニング自体は憂鬱でした…。
だって、おしっこを漏らしたら床掃除、うんちを漏らしたらパンツを手洗い…。
オムツだったら自分の手を汚さずに処理できていたことです。(本当に紙オムツがある時代でよかった!)
練習の過程で、どうしても漏らすことがあるだろうと思っていたので、この処理が憂鬱でした。
なら、できるだけ少なくできないだろうか?と思っていた私のズボラ気味なトレーニング方法です。
数分ごとにトレイに誘う…といったことはしませんでした。
息子は保育園に通っているので、園の先生とも相談しながら進めました。参考になりましたら嬉しいです✨
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トイレトレーニングはいつから始める?
わが家では息子が3歳11ヶ月のときにトイレトレーニングをスタート!
世間的には遅めですが、私としては意思疎通ができるところがよかったです。
トイレトレーニングを始めるタイミングは本当に子どもによる
息子が2歳のころにスタート時期について先生に相談したところ、
始めるタイミングの見極めは…
- 夜間おしっこが出ていない。つまり朝おむつが濡れていないこと
- 日中のおむつが濡れる時間が2〜3時間ひらくこと
この2つがポイントと言われました。
膀胱におしっこが溜められるようになることがスタートのサインだそう。
体の準備が整っていないと確かにどうしようもない…なるほど!
そして、トイトレが終わった今思うのは、
- 親の覚悟
- 親の余裕
- 本人のやる気(嫌がりすぎてない)
がかなり重要です!!
トイレトレーニングを始めたわが家のきっかけ
3歳の夏頃に、保育園のプール遊びがオムツを使用しているとできないというお知らせがありました。
子どもの体のタイミングとしてはいつでも始めてOKな状態だったので、トイレトレーニングをしてみてもいいんじゃないかな?と思い、で子どもに聞いてみたのです。
そしたら
4さいになったら、おにいさんパンツになる!
と、断られてしまいました。笑
本人のやる気が伴わないトイレトレーニングは長引くと判断した私は、4歳まで待つことにしたのですが、4歳の誕生日が近づいてきたころに改めて聞いてみたら
5さいになったら!
ですって!いやいやいや、話が違うじゃん!となり、
約束だから、一度パンツの練習をしてみよう!
となんとか納得させて、大型連休前にトレーニング開始しました。
やる気まんまん!ではないけど、仕方ないやるか!くらいの気持ちで息子はスタートした感じになったと思います。
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トイレトレーニングの前準備「トイレ」という場所に慣れておく
トイレって実は少しこわいと感じる要素の多い場所だと思いませんか?
実際、息子は少しこわがっていた時がありました。
- 個室で
- 大きな穴があって吸い込まれそう
- 水を流す音が大きい
- ちょっと臭い…?
トイレトレーニングするときに、こわいからトイレに行けない!ではスムーズに行くわけがないですよね。。。
トイレがこわいところではないと、わかってもらうためにわが家でやっていたことをご紹介します。
トイレを身近に感じさせる工夫1「オムツのゴミ箱の設置場所にする」
わが家では、オムツ用のゴミ箱を「トイレ」に設置していました。
排泄物 = トイレ
この図式、結構重要なのでは?と思っています。
おしっこやうんちはトイレに持っていくことが当たり前だとトレーニング前に肌感覚でわかってもらうのです。
時々、オムツを子どもに捨ててもらうのも、とても良いですよ!
ちなみにわが家はこのゴミ箱を使っています。5年選手✨
かなりお気に入りな品♪
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トイレを身近に感じさせる工夫2「子どもが好きなキャラクターでデコレーション」
トイレに行くと楽しそうな雰囲気だな!と感じとってもらえることが目標です。
わが家は息子がカーズにハマっていたので、ウォールシールを買いましてペタペタと貼りましたがかなり楽チン。
大きいと迫力があって良いです。綺麗に剥がせるところがまた良い✨
子どものお気に入りのキャラクターをぜひ探してみてください✨
トイレを身近に感じさせる工夫3「トイレの絵本でトイレを面白がる」
まずはトイレトレーニングの絵本ではなく、トイレを身近に感じてもらうための絵本から始めました。
この「ぼくのトイレ」はいろんな妄想トイレが出てきて、トイレを知っている子どもなら「なんじゃこりゃ!」と突っ込みながら楽しめるし、あまり知らない子は、キャラクターを探す要素も出てくるので自然とトイレに関わりながら楽しめます。
絵本ナビのHPで中身が見れます✨
トイレを身近に感じさせる工夫4「パンツは子どもと選ぼう」
いよいよ、トイレトレーニングを意識する時期がきたら、パンツを買いましょう〜!
パンツを買うタイミングは…
- 親の覚悟が決まった時(すぐにトイトレが始まってもOK!となったら)
これ大事!
買うときのポイントは
- 子どもと選ぶ → 「これ履いてみたい!」からトレーニングがスタートする可能性UP
- お気に入りのパンツ → 「汚したくない!」という気持ちでトイレを頑張ってくれる可能性UP
- 一つ上のサイズ → 脱ぎ着がスムーズで、トイレに行くときもたつかない
パンツの種類は好みもありますが、わが家は「ペラペラ」の普通のパンツにしました。
漏れた時に漏れたことがわかりやすい方が良いと考えたからです。
実際、おしっこが漏れて足元に水たまりができたときに
パンツだと漏れてこうなっちゃうから、トイレに行くんだよ〜
と伝えることができました。水たまりにしたのはわが家では2回ですが、息子がトイレの必要性を理解できたのではないかと思っています。
トイレを身近に感じさせる工夫5「補助便座を買おう」
パンツと同じタイミングで、子どもが使う「補助便座」を買いましょう。
私は親が抱っこしたりせず、準備から使用まで子どもができるものが良いと考えていたため、座るとはに登るための足場になり、座ったあとは足を置くスペースとなる板が一体になっているものにしました。
スムーズにトイレに行けるようになってからは、手入れが簡単なリッチェルのソフト補助便座を使用しています。
シンプルな構造で最高なので、踏み台を置きっぱなしにできるスペースがあるお家ならこちらがおすすめです。
4歳のときはこちらを使用!見た目がすっきりしててお気に入り♡
5歳からはこちらを使用!シンプル構造で清潔に保てる
ちなみに、保育園の先生には、トイレでうまくトレーニングが進まない場合は「おまる」も検討してくださいと言われましたが、わが家は狭いので「おまる」を置くスペースがないのと、後処理が嫌すぎて、絶対に買わないと決めておりました…。
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トイレトレーニングがスタートしたらどうする?
スタートする日を子どもと決めよう
それではいざ、トイレトレーニングを始めよう!となったら事前に子どもと「どの日」からスタートするか決めましょう。
子どもにとっては未知の世界。突然より、気持ちの準備ができた方が良いと思います!
わが家では金曜日に、
土曜日か日曜日どちらかにパンツを履いてみよう。どっちがいい?
と提案してみました。
日曜日にする!
ということで、日曜日に決定!日曜日には、しっかり
今日はパンツの日だね〜
と認識してくれており、意思疎通のできる3歳にスタートした良さを実感しました。
トイレに「トイレトレーニングの絵本」を置こう
トイレトレーニングってどう進めるのか、絵本で子どもと一緒に確認しておき、トイレに置いて置きましょう。
言葉で伝えるより、絵で見る方が理解してもらえます✨
この「おとこのこのトイレ」は、トイレの一連の流れが分かりやすく載っていて私自身も参考になりました!
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「トイレに行く!」と言ったら、親は何度でも快く付き合ってトイレに行けたことを褒めよう
トイレに行く頻度は、子どもの感覚に任せました。
子どもにとっては、尿意や便意を意識する初めての日かもしれません。
本当の尿意や便意じゃなくても、トイレに行ってみるかもしれません。
何度も何度もトイレに行くことを覚悟しておいて
よーし行こう!
トイレに座れたね!凄いじゃん!
と子どもが気持ちよくトイレに行けるように心を広く持ちましょう。
ここで、イライラしては子どもはトイレに行くことが嫌になってしまいます。
子どもが感覚をつかめるまで親が頑張るところです。
だって子どもはオムツの方が楽なんだもの!!
漏らしてしまったら、パンツはこういうものだと伝えよう
漏れることももちろんあると思います。
これも、諦めるしかありません…。だって練習中だから。
漏れたら、
- パンツはオムツみたいに吸収しないから漏れてしまう
- だからトイレに行くんだよ
と伝えるキッカケにしましょう。
パンツを嫌がり始めたら、今日はおしまいにしよう
トレーニング中に、パンツでいることに嫌がり始めたら
- パンツになるのは凄いこと
を強調して、その日はおしまいにしてしまいましょう。
今日はバンツをはけてすごかったね!かっこよかったよ!またはこうね!
と褒めて次につなげましょう。
嫌なことを続けることは子ども自身も辛いこと。
またやれそうな日に挑戦すればいいのです。
その方が親のストレスも少なくてすみますよ。
トイレでおしっこやうんちが成功し始めたらシール作戦を開始!
トイレでおしっこやうんちができたら、シールを1枚貼ってシートを完成させることを目指してみました。
よりやる気を出してもらうためにわが家ではゴールまでいくと「おもちゃがもらえる」ということにして、トミカやプラレールを目標にがんばっていました。(シールだけでもよかったかな…?と思いつつ…😅)
「うんち」だけなかなか成功しなかったので、フリーのシート使って5つだけ貼るとゴールになるシートを手作りしました✨小さな目標にしたほうがすぐに達成できそうなので、頑張るぞ!となっていました。
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日中のトイレトレーニングが終了したら
こんな作戦ですすめたところ、息子は10日で寝るとき以外はパンツになることができました。
はー!息子くん頑張ったなー!(親も頑張ったなー!)
寝るときはどうする?
寝るときは、子どもにもまだコントロールすることが難しそうだと感じましたので、
寝てるときもトイレに行きたいと感じたら教えてね
と伝えた上で、在庫のオムツがなくなるまではオムツを使用していました。
在庫がなくなった後は、パンツにトイレトレーニングパッドを貼って寝ています。
外出するときはどうする?
外出するときは、とにかくマメに声かけをしましょう。
- 出かける前
- お出かけ先のトイレに寄れるタイミング
は必須!
外出先では、
トイレにすぐ行けないから、早めに教えてね!
と伝えておきましょう。
また、万が一に備えて外出するときはトイレトレーニングパッドをパンツに貼っておきました。
もし間に合わなかったとしてもシートを取り換えるだけですむので楽ですよ!
万が一も安心!
外出先のトイレは、ほとんどの大人用の便器を使用することになります。
わが家の外トイレスタイルは…
- 下半身全て脱いで、便器に逆向きに座る
- 下半身をひざしたまで脱いで通常の向き座り、親が手前で支える
1つめの方法は、子ども自身がトイレの蓋などにつかむことができ、安定感があります。
2つめの方法は、ズボンやパンツを脱ぐ必要がないのでサポートする親が楽ですが、やや不安定ですのでお子さんと相談しながらやってみてくださいね。
どちらもお子さんが嫌がるようなら外出用の折り畳みの補助便座もあります。荷物が増えてしまいますが、スムーズにトイレに行けるように検討してみてくださいね。
これがなくても、子どもが使えるトイレが増えてくれたらいいのにね〜
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外出先でトイレがスムーズに行くようになると本当にラク!
外出先のトイレの難易度が高すぎて慣れるまでは本当にヒヤヒヤしました。
ですが、外出先でトイレがスムーズにできるようになると親が持つ荷物もグッと減りますし、早めにトイレに行きたいと伝えてくれる子どもの成長を大きく感じられます。
もうオムツを買わなくていいなんて…寂しいような気もしますが、本当に成長が嬉しいです。
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