子どもの看病しながら調べるには電子書籍が向いてる
突然体調をくずした子どもを見ながら、対処法をどうやって調べますか?
私は、ネットで調べたり、電子書籍のホームケア本を見て対処しています。
元々は本をリビングに置いて使用していたのですが、「必要!」となるのはわが家では深夜帯が多く、ベットの暗がりで見るのは困難…
部屋を明るくすると子どもが嫌がる…
ネットだけで事足りることもありますが、その記事を書いている人が信用できる人なのか、慌てていると精査できないことが私としては不満でした。
そのため、子どもが元気な時に何冊か買っておくことがいい!と気づき、今は電子書籍のケア本を購入して備えています。
病気図鑑で幅広く知れる「はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア」
この本は、元々紙版を持っていましたが電子版も購入しました。
フルカラーで写真が多いところが魅力です。
カバーにもある通り、図鑑のように網羅性があります。
「熱が出た」だけでも、他の症状で20個もの病気に枝分かれしており、
- どの症状が近いのか
- どういう状態だったら様子見していいのか
- 病院に行った方がいいのか
- ケアはどういうところに気をつけたらいいのか
と、近い症状が見つかれば道標になります。
わたしはケアに迷ったら、とりあえずこの本を見て調べてみることが多いです。
著者はどんな人?
渋谷紀子 監修
総合母子保健センター愛育クリニック小児科部長。東京大学医学部卒業。東大病院、山王病院、NTT東日本関東病院などに勤務後、現職。専門は小児アレルギー。私生活では四女の母でもある、やさしくパワフルなドクターです。
はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア 奥付より
身近なお医者さん「小児科医ママの子どもの病気とホームケアBOOK」
この本は、最近購入したもので、縦書きの文章がメイン、巻末に写真のページがある本です。
買ったきっかけは鼻血。
息子の鼻血が毎日のように続いて、どう対処するか慌てていたとき、1冊めの本では数行の短い説明のみで不安なまま…
他にケアの本はないかなと探しこの本に行き着きました。
この本では鼻血について3ページも使って説明しており、簡潔に書くよりも、保護者に寄り添ってお医者さんから説明を受けているような語り口で、とても安心しました。
50音順 用語インデックス
Column1 かかりつけ医を持とう!
第1章 いつものケア
Q日頃の体調管理はどうしたらいい? Qよく風邪をひくので心配です Qワクチンって本当に必要ですか? Q体調悪化のサインってあるの? Q季節ごとに気をつけるべきことって?
Column2 薬局との付き合い方:OTC医薬品
第2章 よくあるトラブル
Qあせも、とびひがひどくて困ります Q蚊にさされやすいので心配です Qよく鼻血を出すのですが大丈夫? Qずっと便秘なのが気になります Q肌のカサつきがひどいんです Q花粉症/気管支喘息かもしれません Qアトピー性皮膚炎じゃないかと心配です Q食物アレルギーを疑っているのですが
Column3 薬局との付き合い方:処方薬
第3章 症状別の治療とケア
Q風邪のときにできることは? Q鼻水がずっと出ています Q咳がひどくてつらそうなのですが Q熱のときはどうしたらいいの? Qインフルエンザになってしまいました Q嘔吐や下痢の対処法を教えて Q発疹が出ていますが、大丈夫でしょうか? Qけいれんを起こしてしまいました
Column4 病気のときの食事
第4章 医療機関のかかり方
Qどんなときに医療機関にかかるべき? Qどの医療機関に行くべきか迷います Q医療機関で伝えたほうがいいことは? Qどんなときに救急にかかったらいい?Q入院が必要なのは、どんなとき?
Column5 子どもの危険な事故
第5章 知っておきたい応急処置
Q頭をぶつけてしまいました Q2ケガをしてしまったのですが Qやけどをしたら、どうしたらいいの?Q誤飲/誤嚥したときの対処法を教えて! Q熱中症になってしまいましたQ呼吸や脈がないときはどうしたらいい?
おわりに
写真で見る! 子どもの病気やトラブル
内外出版社HPより
著者はどんな人?
森戸やすみ 著
小児科専門医。一般小児科、新生児特定集中治療室などを経て、「さくらが丘小児科クリニック」勤務。朝日新聞アピタル、サイゾー『WEZZY』で連載中。育児誌や各種メディアへの露出も多数。
版権ドットコムより
同じ著者のこの本も保護者に優しい…
マンガやイラストの補足が嬉しい「マンガでわかる!子どもの病気・おうちケアはじめてBOOK」
Twitterで「教えて!ドクタープロジェクト」を知り、その後興味から購入した本です。
先に購入した二冊と比べると、ほぼフルカラーで、マンガあり、イラストでの補足があり、かなりわかりやすいと思いました。
先日子どもの嘔吐で家の中が慌ただしかったのですが、三冊の中では嘔吐物の処理がイラストで掲載されていたのがかなり助かりました。
文字をじっくり読む余裕がなかったのだと思う
ちゃんと文字での説明も充実しているので、かなりバランスが良い本です。実用的!!
あと驚いたのは、普段のケアはもちろん「災害時のケア」や「子育てQ&A」という章が設けられている点。
病気ではないこともフォローしているところに「子育ての支援をする本にする」という強い意志を感じました。
今後の強い味方になりそうです。
著者はどんな人?
佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクトチーム
教えて!ドクタープロジェクト:長野県佐久医師会・佐久市による、子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報などを発信するプロジェクトチーム。地域の子育て力向上事業としてだけでなく、SNS発信により「医師による確実な情報」を、リアルタイムで全国に発信している。小児科医(医療者)と保護者(パパママ)の相互理解、相互負担軽減を目指す。
版権ドットコムより
公式サイト:https://oshiete-dr.net
Twitter/Instagram/Facebook:@oshietedoctor
この三冊で、とりあえず突然の事態も大丈夫かなと思える本に出会えた
病気はかかりつけ医に頼りっぱなしですが、かかりつけ医が休みの時、深夜の時、どうしても自宅で判断しないといけない時があります…
不安すぎる…
今のところこの三冊で対処できているので、このまま様子を見たいと思います!
またいい本を見つけたら追記しますね!
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