近藤麻理恵さん(通称 こんまりさん)の「人生がときめく片づけの魔法」で片づけができるようになった
私はもともと汚部屋の住人。
片づけの本をいくつも読んでも、リバンドを繰り返していて根本的な解決になっていませんでした。
2011年くらい?にテレビ番組「金スマ」で見たこんまりさんの片づけ方法に出会ってから部屋の物が減り、生きやすい部屋に変わりました。
私を汚部屋から卒業させてくれたこんまりさんに、夫も感謝するほど。笑
なんとあれから10年も経っているのですね…。
片づけ後にネックとなっていたのは「ときめく」もののランク
こんまりさんの片づけは、「ときめき」という自分の感情、感覚を使って残すものを選ぶというもの。
ときめかないもの、以前はときめいたけど今はときめかないものは、感謝して処分するのです。
私はこの片づけ方で、もので溢れた部屋から、適度なもの量で生活しやすい状態にもっていくことができました。
しかし、その後ときめくものを購入するときに困難が。
世の中、値段が高い物の方が「ときめく」ものが多いのです…
あたりまえか…
一時期「ときめくもの意外は家の中にいれないぞ」と頑なになった結果、自分の収入では買えない物ばかりに「ときめく」と思い、ものが買えなくなってしまいました。
それが最近ようやく気持ちが解き放たれた感覚があり、すごく気持ちがラクになったのでブログに書いてみることにしました。
ざっくりとこんまりさん流の片づけの方法
片づけは「祭り」
使ったものをもとの位置に戻す日常の片づけではない、大掛かりな片づけは「祭り」と考えて、1回で終わらせましょうというもの。
理想の暮らしを考える
具体的に考えてみることが大事だそう!
私は思いつかなかったけれど、自分を苦しめる不快なものがない部屋が欲しかったのかもしれません。
まずは「捨てる」を終わらせる
順番があります。順番がめちゃめちゃ大事!
後半にいくほど強者なので、感度が高まった後にやった方がスムーズなんだって。
衣類 → 本類 → 書類 → 小物類 → 思い出の品
始めは衣類から。家中から一箇所に集めて一気にやっていくこと。持っている総量を体感することが大事。
捨てるものを選ぶのではなく、「残すものを選ぶ」というところがこんまりさん流のポイントです。このポイントは、本当に目から鱗でした。
残すものはもちろん「ときめくもの」です。
ときめきってなんなの
私はすぐに「ときめき」を感じた方なのですが、感覚がわからない人に伝えるときは…
その「もの」を触ったときに
- 「きゅん」とする感じ
- 一緒に居たい感じがする
- あると嬉しい
- 自分を幸せにしてくれそう
- 大事に扱いたくなる
と伝えるかな…?
ものを収める
「捨てる」が終わると、自分のときめくものや必要なものだけが残ります。
それをお家の収納に収めていきましょう。衣類は畳むと収納量が増えるため、畳むことをお勧めされています。
あとは立てられるものは立てるとそれも収納力アップになります。
理想の暮らしに近づける
やりたかったことの道具を買ってみたり、飾りたかったものを飾ってみたり。時間を作ってやってみたり。
現実的な「ときめくもの」の探しかた
ときめくものだけが残った部屋に、新しくときめくものを迎いいれる…
高いものの方がときめくけど、現実的ではない!と10年経ってようやく気づき、今はこんな基準でものを買っています。
例えば「ニットのトップス」を購入する場合なら…
現実的な予算を決める
▼
その予算で購入できるもので気になるものをいくつか探す
▼
店舗に試着しに行く
▼
気に入るものがあった場合は購入
なかった場合は、
- 予算を上げる?
- 予算を上げるなら何かを我慢する?来年購入する?
- 予算をあげないなら、中古を探す?
と一回立ち止まる。
そして、その予算の中でしかやっぱり買えないなら、
候補にあがったなかのもので、一番気に入ったものを買う(一番マシなもの、ともいう)
と、なんとも当たり前っぽいところに落ち着きました。
「ときめくものしか買っちゃいけないんだ」と自分にかけた呪いのようなもので苦しんでいたのですが、もうちょっとフランクに考えられるようになりました。
高いけど気になるなってものは中古を探してみたり。
そりゃ値段が上がれば素材もデザイン性も上がっていき、ときめき度はメキメキ上がるのですが、収入と全くバランスが取れていないのはオカシイ。そうオカシイの。
ただ、本気で選ぶってところは自分にとってポイントになっていて、適当に選ぶとときめかないの。
ちゃんと候補をいくつか探して、試着して
「よし!これにする!」
と決めるまでの過程がめちゃめちゃときめき度を上げてくれてる気がします。
いるもの、いらないもの、ときめくもの、ときめかないもの
今まで、見栄っ張りだったのかもしれないなぁと、思います。
30代も半ばになって、肩の力が少し抜けてきて少し生きやすくなってきたかも?
苦しめていたのは自分かも?
と考えたりして、見栄のために持っていたものや目指していたことを手放すことを始めました。
自分にできること、できないこと。
やりたいこと、やりたくないこと。
そういうことを考えるようになってから、物への執着も減ってきて自分のものがだんだん減ってきてます。
子どものものも増えているので、家は全然すっきりしてないけど、それはそれで良い!
この間は子どものおもちゃを子どもと片づけしてみた。
置く場所は有限。
遊びたい時にすぐに取り出せるように、今遊びたいおもちゃだけ残して他はさようならしてもらいました。
おもちゃも絵本も割と手放してくれて、親にとっての思い出の品とかあるけど、そういうものであふれて後で苦しむと知っているのでその時々で感謝してお別れ。
今自分を幸せにしてくれるもので囲まれていると快適ということを子どもにも分かってもらえるといいな。
人生を変えてくれた一冊。こんまりさんありがとう
共感味あふれるコミックエッセイ。こちらで一度はすっきりしたけどリバウンド
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